この記事はNelsonCoffeeRoaster Advent Calendar 2018 24日目の記事です。メリークリスマスイブ。前日の記事はJujaさんコーヒーについてのいろいろ でした。うまい飯やうまい酒のように、うまいコーヒーに出会うともうインスタントには戻れなくなりますよね。わかります。

さて、この記事では “悪い” コーヒーを飲むと「呑気症」の症状を発症してしまうというお話をします。注意しておくべきは、「安い」と「悪い」は違う場合があります。

呑気症とは

呑気症そのものは、空気嚥下症ともいい、その名前の通り「何らかの要因により空気を飲んでしまう病気」です。詳しくは各位検索してください。ここで対象とするのは、病気の症状についてです。具体的に言うと、「喉や食道あたりから空気が出てきて(げっぷ・おくびみたいなやつですね)、若干の吐き気を伴う」というものです。この症状は仕事や趣味に対する集中力や意欲を削ぐのに大変効果的な、憎むべき症状です。

この症状に悩みだしたのは、去年の秋ごろからだったかなと思います。朝は発生しにくいです。昼食後や、朝・夕方にカフェイン系の飲み物を飲んだときなどに発生します。夕飯後はあまり発生した記憶がありません。なお、治るまでに30分~1時間かかります。ASSSS.

呑気症というものに照らし合わせると、僕はどうも食べ物や飲み物を飲んだ後に空気を飲んでしまうのかなあと考えていました。胃薬的なものも飲んでみたりしていました。これは僕の場合、全くの見当違いでした。

原因は空気を飲むことではなく、体の中に入れる食事や飲料、そして薬でした。

体内に何を入れると「呑気症っぽいもの」が発生するか?

どうも空気を飲んでいるわけではなく、体に入れるものによって症状が現れるなぁとうすうすわかり始めてきたのは、ウィルス胃腸炎に苦しんだ時です。なんの薬を処方されたかについてはもう覚えていないのですが、この薬が強烈な呑気症を引き起こしました。もう「薬を飲んだら強烈なげっぷが出てくる」法則性が如実にわかりました。

「薬」が発症要因となる

借金玉さんの本では、似たような症状がコンサータによってひきおこされる点が書いてありました。

また、吐き気を伴った「おくび」のようなものが出るようになりました。これは服用直後から発生し、時間経過とともに軽くなっていきます。明らかに服用時だけに発生するので、これも副作用でしょう。耐えられないほどの不快感というわけではないですが、非常に不快です。ただ、吐き気と言っても胃から来るものではないようで、胃薬などは全く効果がありません。

僕の場合についてより詳細に話すと、時間経過とともに軽くはなりますが、つらくなくなるまで軽くなるための時間はおおよそ1時間でした。ウィルス胃腸炎にはもういろんな方面でかかりたくねぇと思った次第であります。

ちなみに、僕が今服用しているメンの薬「ノリトレン」ですが、従来の処方量の半分で運用しているためか、症状を引き起こすまでには至っておりません。また、いろいろなサプリメントを試していた時も、サプリメントが起因でげっぷと吐き気がでることはありませんでした。どうやら処方薬にも当たりはずれがあるようです。

「食事」が発症要因となる

昼食後にも症状が出るケースがあるんですが、しばしば、 ラーメン食べた後に出てきます。 つらい。

糖質への憎悪はさんざん書いているのですが、それでもやっぱりラーメンは好きです。何で麺に糖質を使ってしまうのか。くそっくそっ。何が原因なのかはわかりません。とりあえずラーメン食べるとそこそこの確率で出てきます。インスタントラーメンだと確率は下がります。(?)

「飲み物」が発生要因となる

この記事の主張したいところです。 自分が吐き気やげっぷに心底ウンザリするのは、夕方、もうひと踏ん張り!というところでコーヒーやコーラやアルコールを飲んだ後、この症状に出くわすと本当人間そういうところだぞになります。

炭酸飲料についてはゲップが出てくるのは理解できます。「コーラを飲んだら確実にゲップが出る」というのは古事記にも書いてあります。しかし、なぜコーヒーはだめなんだ。空気要素ないだろ!!!アルコールもだぞ!!!

アルコールは週1飲むか怪しいレベルなのでおいておくとして、僕はかなりのカフェインジャンキーであり、隙あらばカフェインを摂取してしまいます。学生時代に慢性的に睡眠が足りておらずコーヒー緑茶エナドリで乗り切り続けていた癖がいまだに続いています。

しかしどうも最近になってこれらの飲料が呑気症を引き起こしていることが分かりました。すぐに辞められる習慣でもないし、コーヒーはとても好きな飲み物です。ダウナー的なリラクゼーションを得られるのも最高ですし、苦みによりリフレッシュできるその味も最高です。おいそれと離れられるものではありません。


コーヒーの質を考えてみる

僕の食生活は基本的に朝は食べないのですが、コーヒーは飲みます。そこでコーヒーを飲んでも症状は出ません。炭酸も同様です。症状が出るのは昼以降から、というのが自分の中では定説になっております。つまり朝イチについては考慮から外しています。※午前中でもこの症状は出ることがあります

そして、基本的に夕方はペットボトルのコーヒーを飲むのが常でした。決まって、ペットボトルコーヒーを飲むと、あの忌まわしきげっぷと吐き気が顔を出します。

ここで、夕方に飲むコーヒーを質が良いものに変えて実験してみようと思いました。これは平日の夕方と休日の夕方に実験してみました。カフェインが原因なのだとしたら、質にかかわらず呑気症が出てくるはずです。

うちではペットボトルコーヒーのほかにも、ちゃんとしたコーヒー屋さんから焙煎済のコーヒー豆を買っております。親は地元の豆屋さんから購入していますが、自分は★☆★ Nelson Coffee Roaster ★☆★さんから購入したりしています。露骨なステマをしていきますよ。

というわけで、夕方に飲むコーヒーをペットボトルコーヒーから3-4ランク上げた、豆屋さんのコーヒー豆を使ったコーヒーに変えてみました。NCRさんの「ミケランジェロ」をフレンチプレスで飲んでみて、経過を観察しました。


コーヒーの質で発症が左右されることが分かった

結果としては、質を上げてみたところ発症せず、となりました。分量としてはマグカップ2杯くらいをバコォーンと飲んでしまう僕なんですが、呑気症の症状は出てきませんでした。

もしかしたら3杯以上飲んだら発症するかもしれませんが、そもそもそこまで飲むとカフェインが体に悪影響出るラインになるので無意味になるだろうなと判断。とりあえず、質を上げれば発症を防げるという理解を得ることができました。

なお、ペットボトルコーヒーをTULLYSのBARISTA’S BLACKに変えてみたところ、1本までならセーフという感じになりました。まだ2本での実験はやっていません。今日にでもやってみようかな。コンビニで手に入るレベルのコーヒーでも、どうも質の差はあるように感じました。

同じような価格帯でも、100円くらいの缶コーヒーだとそれはもうものすごい勢いで呑気症の症状が出てきます。1本ですらもう危ない。2本では確実に出てきます。また、2018年で話題になった500mlペットボトルコーヒーでも同様にダメです。しかも、これについてはTULLY’S Smooth LATTEでもNGでした。なんでや… 缶のほうはセーフなのに。

Nelson Coffee Roasterで豆を買いましょう定期

そういうわけで、コーヒーの質を上げればゲップや吐き気に苦しむことがないというのが僕の中で把握することができました。そして、それなりの豆を安く手に入れることができれば、毎日を優勝することができる ということがわかります。

そこでうってつけなのが、Nelson Coffee Roasterの「ミケランジェロ」です。500g 1,300円、1kgで2,500円で購入できます。毎日フレンチプレスかけられる余裕が自分にはなかったので休日のお昼以降に週1-2程度の頻度でキメキメしてたのですが、なんか半年くらい保ってしまった気がします。

この価格と味、かなりコスパよし! 店主に保存方法について聞いてみたのですが、3か月程度であれば常温OKということなので、1kgを3か月かけてキメキメするペースがよさそうな気がします。

来年からは収入が上がる予定なので、NCRさんのランクもうひとつ上の豆をキメキメして毎日を優勝していきたいと思います。ただまあ自分は根無し草なんで他の店の豆も試していきますよ!!!!(牽制)

そんなわけでステマを終わります。ありがとうございました。次の、アドベントカレンダーラストを飾るのは噂の店主ンホォ。